患者様・ご家族様

通院が困難な場合歯科訪問診療をご利用ください

歯科医院への通院が困難な方は、『歯科訪問診療』をご利用できます。通院できなくて、「お口に中が清掃不良になっているけどどうにもならない」「入れ歯が合わないけど歯科医院に行けない」「虫歯や歯周病がひどくなっているけど通院が出来ない」。このような時も放置を回避できます。歯科医院への通院が困難な方も、諦めないでください。通院が困難な方のために『歯科訪問診療』という選択肢があります。

口腔ケアができないままだと思わぬ角度から健康のつまずきも

お口の中の清掃不良が放置になっていませんか?

日本人の死因の第3位は「肺炎」です。特に高齢者の死亡原因として増加している誤嚥性肺炎は、食べ物と一緒に細菌が肺に入ってしまうことで起こる肺炎です。口腔ケアが行き届いないと、お口の中は菌が繁殖した状態となり、そのことが誤嚥性肺炎のリスクを高めてしまいます。これらのことからも口腔ケアはとても大切になります。

入れ歯が合わないことを我慢していませんか?

良く噛めない入れ歯は、お口の中の痛みや、炎症、消化不良や、認知症への影響までリスクがあります。歯科訪問診療では、入れ歯を作ることだけでなく、今使用している入れ歯の調整も可能です。入れ歯が合わないことで困っている方も、歯科訪問診療を利用しましょう。

虫歯や歯周病が放置になっていませんか?

虫歯や歯周病を放置していると、どんどん歯を失ってしまったり、細菌によって思わぬ大病にもつながることがあります。歯科医院への通院が出来ないと、口腔内のメインテナンスも受けられなくなります。そのことが歯周病の進行を早め、歯をどんどん失っていってしまうこともあります。また、むし歯の放置は、感染が歯の根に及ぶことで、激しい症状につながることもあります。我慢しないで訪問歯科をご利用ください。

私たちがお伺いいたします

歯科における歯科訪問診療では、診察や診断、治療を主に行う「歯科医師」や、口腔内のクリーニングなど、口腔ケアを行う「歯科衛生士」が、患者様のご自宅や、患者様の入院されている病院、ご入所中の施設までお伺いして、診療や口腔内のクリーニングを行います。ご高齢な方、病気や障がいのある方、終末期や退院後の療養などで、通院が困難で、歯科治療や口腔ケアが受けられない方々のために、歯科医師や歯科衛生士が、患者様のご自宅や、入院されている病院、ご入所中の施設まで、お伺いいたします。近年、誤嚥性肺炎などが増加してきています。

歯科訪問診療は「通院が困難な方」対象の医療サービスです

歯科訪問診療は、在宅等で療養を行っており、ご高齢で合ったり、疾病、傷病のため通院による歯科治療が困難な方、終末期や退院後の療養で通院が出来ない方などを対象としています。

※内科など、他科に通院している方は対象から除かれる可能性もありますので、まずはお気軽にお問合せください。

ご予約後の歯科訪問診療の流れ

①訪問日時決定

まずは、お申し込み者の方のご希望に沿うよう、訪問診療の日時を決定いたします。

②ご訪問時

初診では、健康保険証やお薬手帳を提示していただき、合わせて、かかりつけの病院などをお聞きします。

③治療・口腔ケア

治療や口腔ケアを行います。治療終了後は今後の健康維持についてご説明させて頂きます。

④定期訪問

定期的に、口腔内の健康チェックや、口腔ケアなどを行い、健康を維持していきます。